シンポジウム「労働・家族・解放 −映画『外泊』をめぐって−」
千葉大の千代崎さんからシンポジウムのお知らせをいただきましたので、転載します。
新自由主義、ジェンダー、労働、政治文化などに関係する映画上映とシンポジウムです。
千葉大学大学院人文社会科学研究科国際シンポジウム
「労働・家族・解放 −映画『外泊』をめぐって−」
主催:千葉大学大学院人文社会科学研究科大学院GP「実践的公共学実質化のための教育プログラム」
共催:FAV
協力:(呼びかけ中)日時:2010年2月20日(土)13:00〜
場所:千葉大学人文社会科学研究科総合棟1階 マルチメディア講義室
内容:主旨説明 小沢弘明
『外泊』上映
コメント 池田忍、渋谷望、千葉慶
監督リプライ
会場からの質疑応答
参加費:無料作品『Weabak:外泊』について
2007年6月30日夜、500人の女性労働者たちが韓国ワールドカップ競技場にあるホームエバー・ハイパーマーケットのカウンターを占拠した。翌7月1日「非正規職保護法」が施行。ホームエバー社は法の施行を前に大量解雇を行い、女性たちはその差別的扱いに怒り、立ち上がった。 『Weabak:外泊』は、510日間続いた女性労働者たちの闘いを描く。女性たちはマーケットに毛布を敷きつめ、家を離れ、「外泊(泊まり込み)」を始めた。食料を持ち寄り調理し、互いの思いを語り合う。
歌い、踊り、泣き、笑い、労働闘争はいつしか家族的役割からの解放の場を生み出す。キム・ミレ監督
http://www.shd.chiba-u.ac.jp/~ghss-spigse/
1964 年生まれ。労働問題を通して韓国社会の現実を撮り続けてきた。
代表作品に『Always Dream of Tomoorrow(私は日ごとに明日の夢を見る)』(2001)、『We Are Workers Or Not?(労働者だ、違う)』(2003)、『NoGaDa(土方)』(2005)などがある。
今回上映の『Weabak:外泊』は第11回ソウル国際女性映画祭(2009年)で上映。