日本パレスチナ医療協会公開講座と「中東イスラーム研究の先達者たち」公開インタビューと2009年度第5回パレスチナ研究会定例合同研究会

歴研近代史部会からご案内を頂きました。

お世話になっております。
本日は、3月に開催される中東関係の研究会、公開講座などのご案内でご連絡申し上げました。
非常に充実した内容となっておりますので、みなさま是非ご参加ください。

1つ目は
日本パレスチナ医療協会公開講座
日時: 3月10日(水)午後6時半〜8時半ごろ
場所: いたばし総合ボランティアセンター 2階 第4号室
テーマ:ガザ封鎖——何のため?
講師: 小田切 拓氏(ジャーナリスト)

2つ目は、
「中東イスラーム研究の先達者たち」公開インタ ビュー
2010年3月15日(月) 10:00〜17:00 (途中休憩あり)
会場:東京大学東洋文化研究所大会議室(3F)
講師:板垣雄三
です。

3つ目は、
2009年度第5回パレスチナ研究会定例合同研究会
3月21日(日)12時〜17時
会場:早稲田大学早稲田キャンパス9号館9F 917号室アジア研究機構会議室
報告者㈰ 臼杵陽(日本女子大学)「委任統治パレスチナと周辺地域の共産主義運動」
報告者㈪ 長沢栄治(東京大学東洋文化研究所)「エジプト共産主義運動とパレスチナ問題」


です。詳細は下記に列挙してあります。
是非ふるってご参加ください。

公開講座のご案内

3月10日(水)夜6時半から、当協会主催、今年度最後の公開講座を行います。ご来場をお待ちしております。

■テーマ:ガザ封鎖——何のため?
■講師: 小田切 拓氏(ジャーナリスト)
■日時: 3月10日(水)午後6時半〜8時半ごろ
■場所: いたばし総合ボランティアセンター 2階 第4号室
     〒173-0001 東京都板橋区本町24?1(Tel 5944-4601)
     地下鉄三田線 板橋本町駅 A1出口からおよそ徒歩8分
HP http://wwita-vc.or.jp
■主催: 日本パレスチナ医療協会(PHS 070-5072-7278)
E-mail: jpmaint@xqe.biglobe.ne.jp
■資料代: 800円(昨年末まで会員だった方は、500円)

2007年6月にパレスチナ自治政府が事実上分裂、ガザ地区がハマース政府の統治下にはいって以来、イスラエル、エジプトと国際社会はガザ地区封鎖を続けている。
1年前、イスラエル軍の大規模侵攻で、ガザ地区では住民約1400人が殺され、数千人が重軽傷、住宅数千戸が全半壊した。だが、その後も続く封鎖のため、ガザ地区には建設資材はほとんど入らず、建物の復興は進まない。多くの人々がまともな家もないまま冬を過ごしている。医薬品、医療設備のパーツ、電力、燃料、飲料水、食糧は慢性的に不足、下水のほとんども未処理のまま地中海へ放流されている。
国際機関や人権・人道NGOは、繰り返し、ガザ封鎖を「集団懲罰」だと非難、人とモノの往来を全面的に自由化することを求めている。だが、ガザの人々を「生かさぬよう、殺さぬよう」に計算された非人道的な締め付けは、今も続く。
何のため? ガザ地区の事情にもっとも精通する日本人ジャーナリストの一人、小田切拓氏が、ガザ地区をとりまく現状を分析する。小田切氏は、過去に何度も現地を訪問。昨年は、ガザ地区の政治・経済・社会研究の第一人者Sara Loy氏とも対談。その記録は、今年の「世界」1月号に掲載されている。

http://wwita-vc.or.jp

「中東イスラーム研究の先達者たち」公開インタ ビュー
NHIUイスラーム地域研究プロジェクト東大拠点グループ2では、下記の要領で「中東イスラーム研究の先達者たち」の公開インタビューの会を開催します。今回は、板垣先生からパレスチナ問題と日本を中 心にして、ご自身の研究やこれまでの問題との実践的な関わりなどをお話していただく予定です。年度末の時期でお忙しいと存じますが、ご関心のある方にはぜ ひご参加いただければ幸いです。

日時:2010年3月15日(月) 10:00〜17:00 (途中休憩あり)
会場:東京大学東洋文化研究所大会議室(3F)
講師:板垣雄三
テーマ:パレスチナ問題と日本

ご参加 いただける方は、事前に下記宛まで連絡をお願いいたします。
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
グループ2「中東政治の構造変動」事務局
連絡先メールアドレス:iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
電話番号: (03)5841-8953
アクセ スについては以下の地図参照
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
地下鉄大江戸線/丸の内線 本郷三丁目駅
懐徳門を入って緑の小道を抜けたところ 正面玄関に唐獅子像のある建物

問い合わせ先 :
イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
住所: 〒113-0033
文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックス
イスラーム地域研究事務室、グループ2

http://www.islam.waseda.ac.jp/kenkyukai/kenkyukai_report/

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班では、このたび下記の通り第5回定例合同研究会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
研究班および研究会メンバーの皆さまには、ご多用の際とは存じますが、ぜひご参加頂けますようお願い申し上げます。またご関心をお持ちの方の参加も歓迎いたします。
「今回は会場がこれまでと異なり、早稲田での開催となりますのでご注意願います。」

2009年度第5回パレスチナ研究会定例合同研究会
報告者㈰ 臼杵陽(日本女子大学)「委任統治パレスチナと周辺地域の共産主義運動」
報告者㈪ 長沢栄治(東京大学東洋文化研究所)「エジプト共産主義運動とパレスチナ問題」
日時:3月21日(日)12時〜17時
会場:早稲田大学早稲田キャンパス9号館9F
   917号室アジア研究機構会議室
アクセスについては以下の地図参照
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
最寄駅:東西線 早稲田駅
南門を入って大隈像を左折、掲示板の奥に見える白い建物

本研究会は若手・中堅研究者および大学院生を中心にパレスチナイスラエル紛争に関する基本的な問題の所在や論点について知識と考察を深めていくことを目的のひとつに挙げています。
発表に関連した内容を事前におさえておかれたい方には下記の文献を報告者の方からご紹介頂いております。
【参考文献】
臼杵陽[1990]「委任統治パレスチナにおける民族問題の展開−パレスチナ共産党に見る『民族』の位相−」(長沢栄治編『東アラブ社会変容の構図』アジア経済研究所 所収)4-100頁
臼杵陽[1989]「イラク・『ユダヤ人』における反シオニズム運動−第二次世界大戦直後イラクシオニズム、アラブ民族主義
および共産主義」(『研究紀要』第21巻 佐賀大学教養部)1-26頁
臼杵陽[1989]「パレスチナ問題と共産党パレスチナ共産党(1982年)の成立をめぐって」(『歴史評論』第468号 歴史科学評議会)42-55頁
・長沢栄治[2004]「アラブ共産主義者の受難」(私市正年・栗田禎子編『イスラーム地域の民衆運動と民主化東京大学出版会 所収)

ご参加いただける方は、事前に下記宛まで連絡をお願い致します。
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
グループ2「中東政治の構造変動」事務局
連絡先メールアドレス: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
電話番号: (03)5841-8953
なお、18時以降に懇親会を予定しております。
ご参加の際は、こちらの出欠も併せてご連絡ください。
どうぞ宜しくお願い致します。

問い合わせ先 :
イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
住所: 〒113-0033
文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックス
イスラーム地域研究事務室、グループ2

http://www.islam.waseda.ac.jp/kenkyukai/kenkyukai_report/