東日本大震災の歴史的位置
たまに飲み会にやって来る都市史研究者の中嶋久人さんが、ご自身のブログに「東日本大震災の歴史的位置」という連載記事を掲載していましたので、ご紹介します。タイトルをピックアップすると:
- 震災の三つの局面
- 『朝日新聞』は何を強調して報道しているのか
- 『朝日新聞』における被災地報道と原発報道との間の不協和音
- 震災当初の『朝日新聞」は、どのように伝えたのか
- 原発設置の前提としての電力不足と輪番停電
- 東電の発電能力の拡充と「エコ」政策
- 福島第一原発候補地選定の経緯
- 福島第一原発の用地買収から建設まで
- 福島第一原発立地の背景
- 東電関係者が語る地元自治体による誘致の景況
- 福島第一原発建設における「原爆体験」と「安全神話」
- 福島第二原発が直面した反対運動
- 福島第二原発建設反対派の説得における「放射線の安全性」論議
- 相馬市松川浦の津波被害地を実見して
- 掲示板「浪江町民喋り場」にみる福島第一原発事故に翻弄された浪江町民の声
- 原子力開発を強力に推進した中曽根康弘
- 原子力法体系制定に胸を張る中曽根康弘
- 「原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜」(NHK現代史スクープドキュメント )
- 放射能汚染への恐怖の源流としての第五福竜丸における「死の灰」
- 風評被害の源流としての「水爆マグロ」
- 福島第二原発立地で地元富岡町は何を得たのか
- 津波を目前とした究極の自己責任としての「津波てんでんこ」と共同性
- 福島第二原発の誘致経過
- 福島第一原発を受け入れた地域社会を分析した『原子力発電所と地域社会』
(4/24 リンク切れを修正し、タイトルを更新してみました。)
- 作者: 中嶋久人
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